保険診療と自費診療による鍼の違いを考える

保険診療と自費診療による鍼の違いを考える

保険診療と自費診療の違いと考え

初めまして、院長の岩崎です。

今回は保険診療と自費診療の違いについて記したいと思います。

保険診療と自費診療の違いについて

保険診療の最大のメリットとしては安く受けられる事です。それとドクターの診察が必要なので定期的に病院に行く必要があります。これはメリットでもあり、デメリットでもあります。

デメリット

①院に対する支払いは一定なので、治療時間は考慮されていません。ですので、10分で10本の鍼を打とうが、30分で50本の鍼を打とうが金額は一緒なのです。効果は大きい筋肉にはそれなりに本数が必要だし、丁寧にそれぞれの筋肉に確実に刺していく必要があると個人的には考えます。つまり時間をかけて丁寧に施術してもささっと終わらせても金額が同じという事は経営効率を考えるとさばくほうがお得になってしまうのです。当然丁寧に本数も使ったほうが最終結果は大きな差がでるでしょう。それと電気料があるので不必要でも電気を流される事もあるそうです。

 

②技術、知識、経験などに対する評価がない。

保険の手続きさえしてしまえば、誰が施術しても報酬は同じなので、新卒1年生の先生でもベテラン10年目の先生でも支払いは同じということになります。また、免許更新もないし技術のチェックもないので鍼の技術、知識、経験は差が大きいのに患者様には全くわからない。

 

自費診療

メリット

①一人に対しての持ち時間が長い事

これによりしっかりとコミュニケーションも取れて施術の時間も取れる。現在の症状や状態をお話出来たり今後の心配や不安、追加で他のところも施術が出来るなど対応でき、今後の治療計画も出来るので時間とお金の無駄も省けます。

②治療計画、期間、料金もわかりやすい

治療を開始する時いつが終わりなのか不安だったりする事があるかも知れません。当院では過去の経験からおよそ良くなる目安をお伝えします。そして治療計画ですが基本を軸に診察の度経過観察をして必要に応じて増やしたり減らしたりしています。料金は基本一定です。必要に応じて特注の鍼を使う事を進めるのでその場合数百円程度増えたりすることがあります。

 

 

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