はりによる潰瘍性大腸炎の変化記録

はりによる潰瘍性大腸炎の変化記録

潰瘍性大腸炎をはりで改善している経過記録

50歳前後の女性患者さんは10年ほど前から潰瘍性大腸炎と診断されています。

こちらに来院される前の状態

時々、血便、下痢、腹痛、おならがよくでる、切迫性便がある。

施術内容

当院では背中~腰部の刺鍼治療を行いました。

1回目の治療後は大きな変化はなく、下痢気味でした。

2回目の治療後は形のない便だが下痢ではなくな、おならが臭くなった、明らかに臭いが違う。血便がなくなった。切迫性便がなくなったという事でした。

3回目の治療後には約一年ぶりにバナナのような便がでるようになりました。昔はこの便がでると血便だったが今回は血便はなかったそうです。

4回目以降も調子が良くなり、2~3日置きにバナナ便が出るようになったのとおならの数がすごく減りました。

5回目の治療後は、連日バナナ便がでるようになり、おならの臭いが一般的になった。施術前は同居人からなかなか激臭だったとの事ですが改善したそうです。

 

6回目以降も調子は良く一般的な方と同様になっています。

 

ただし、7回目の治療後には一度だけ血便が出たかと思うような事がありました。その原因を考えると調子がいいので久しぶりにおちょこ2杯程度だがお酒を飲んだことかもしれないといっています。

8回目の治療後には虫歯治療で薬を飲んだり、痛み止めの注射や治療の痛みで交感神経が興奮して調子を崩し、血便がでた。

 

9回目の治療後は普段は調子を崩すと1ヶ月程度血便が続いたが今回は2週間程度でバナナ便が出るようになった。

10回目

その後は安定して間隔をあけても調子はよい。

11回目

ストレスがかかると調子を落とす事があるのものの、全体的には良好です。

 

 

 

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