不妊症について
先生にあたなの所のHPにも載せておきなさいとのお達しがあったのでここに載せておきます。
代々の婦人科医である呉先生から「不妊症は子宮が冷えるため、精子を捕まえられなくて妊娠できない。だから不妊症には温める薬を使う」と聞きました。
その言葉をヒントに「子宮が冷えることが不妊の原因ならば、大腰筋へ刺鍼して腰の血流を改善し、ふくらはぎや足の血流も改善すれば、血が流れることで体温が下半身に伝わり、子宮が温まって妊娠するのではないか?」と考えました。
そして大腰筋へ刺鍼して「足の冷え性」を治療したところ、五年も妊娠しなかった人が2回の治療で妊娠したのです。
この女性は一度妊娠して出産すると、第二子も出産しました。そこで代表は「やはり呉老師の言葉は本当だった。腰周りの血流を良くすることが、不妊症治療の一つとなる」と確信しました。
このように冷えが原因の不妊症は、腰から下の治療して冷えを取り除きます。骨盤内の血流を良くし、冷えを解消させ、受精と着床を促します。これはかなり効果があるようです。
●不妊症で、鍼の効果の現れる兆候
以下の3つがあげられます。
①ホルモン値が正常になる
一般の不妊治療と併用しますが、ホルモン値が正常にならなければ採卵もできず、受精卵を体内にも戻せません。鍼治療すると三回ぐらいでホルモン値が正常になり、採卵できるのが一般的です。
現在、不妊の鍼灸研究では、統計を取っているところがあります。
その研究結果では、
鍼灸治療後の妊娠率は54.3%、流産率15.8%、同時期に胚移植を受けた方で鍼灸未実施群の妊娠率は33.4%、流産率は28.3%との事です。
結果、妊娠率は上昇し、流産率は低下する。
統計を取る人数がまだまだ少ないですが、データだけ見るとやはり有効性はあると考えています。
また、海外のデータでは
移植前後の鍼灸は生産率、妊娠率が有意に上昇した。
鍼灸治療が子宮内膜環境を整える効果があり妊娠率が高まる
という事も報告はされているそうです。
しかし、これだけでは十分なエビデンス(科学的根拠)がない為、多くの病院でいまだ鍼灸の施術が行われていないのが現状である。
②冷え性や腰痛、生理痛がなくなる
下半身の血流が改善するので、腰から足の冷えがなくなり、子宮筋腫が小さくなったり子宮の血流が良くなって生理痛のなくなる人がほとんどです。
具体的には、大腰筋に鍼を刺し、骨盤の中の血流を改善すると共に、神経の圧迫や、固まった筋肉を緩め、使えるようにします。さらに股関節や大腿部は筋肉が大きいので熱の生産量を高めるのと血液の循環を良くする為、施術する事も多いです。
③40日周期ぐらいだった稀発月経が、正常の28日周期になる
不妊症だと月経周期が正常でないことが多いのです。しかし鍼治療すればホルモンが整うので生理痛がなくなるだけでなく、28日周期の月経になります。そうなればいよいよ妊娠間近です。また、生理痛なども改善していきます。
これらが改善されると
以上の事項が10回以内の鍼治療で起きれば、不妊症の鍼治療としては成功です。しかし1つでも欠けていれば成功とはいえず、鍼治療の効果は残念ながらなかったというしかありません。
なぜ、このようなことを世の中に発信するかというとよく不妊治療をうたって行う鍼灸院に行き3年間なにも変化がなかったなど様々な悪評が先生の所に届いたからです。
不妊や難治性の病気を治療することは元々難しかったり治りにくいものなので治らなくても患者さん本人のせいにされてします事がよく起こるそうです。
これは鍼治療が世間から信頼を失う事に繋がるので防がなくてはなりません。いつまでもダラダラと通っていても無駄になるので早めに別の病院や治療院に行くことをお勧めします。
痛みや痺れで困っている方を主としているので表向きは宣伝していないですが北京堂や私のところは裏メニューで不妊症も取り扱っています。
下の③がきっちり28日は多少誤差はあると思いますが、それに近くなればいいと思います。 当院では数値や状態の変化を事前に確認しておいて、成功報酬で不妊症はうけようと思います。
私も、過去に東京で不妊治療をしている有名な鍼灸院がありそこに通っていた患者さんから話を聞いたことがありました。
その方から聞いた話ではポータルサイトやGoogleマップでの高評価をしてほしいと頼まれたそうですが、まだ、不妊治療中で、成果があがってないので当然つけられないとお断りしたそうです。
その後、その治療院からは毎月発行のメルマガやサービスなど色々停止されてしまったそう。おそろしい。
そして、不妊治療に関しては最近では、男性側の問題もある場合があるとよく拝見しています。ですので、不妊治療を始める際は、一応パートナーも一緒に検査してもらいましょう。
その場合は、男女お二人で、改善できそうなものであれば治療をしていくのがいいと思います。
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