頚部脊柱管狭窄症の鍼施術の考え方

頚部脊柱管狭窄症の鍼施術の考え方

頚部脊柱管狭窄症は、頸椎の椎間孔や神経管が狭くなり、脊髄や神経根が圧迫され、痛み、しびれ、筋力低下など起こす疾患です。

 

2015年の症例解析によると、鍼治療を行った場合、痛みや障害に対する効果が高かったという結果が得られました。

それから、歳月は経ち、新しく形の鍼が開発されたり、技術の向上により効果がだせるようになりました。

 

鍼治療における当院の考え方として、椎間孔や神経管が狭くなりそれ自体が神経を圧迫したり触れていて症状がでるものは治りづらいと考えます。

しかし、日によって症状に波がある場合(朝や仕事がない時は症状が軽く、疲れた時や夕方に症状が悪化する)は良くなる可能性が高いと考えます。

その理論は疲れたり、負担をかけると筋肉が緊張(収縮)し、神経を狭くなったところに押し込んで症状が悪化します。

 

で、あれば普段から筋肉の緊張を減らしてあげれば骨の変形は変えられなくても症状の緩和は出来る事になります。

このようにして当院では筋肉にアプローチして改善を行います。施術する場所は主に首、背中で必要に応じて肩まで進んでいきます。

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